柚(ゆず・ゆう・じく・ゆ)

(ゆず・ゆう・じく・ゆ)
yuzu – yuu, jiku, yu

ゆず。
木の名。みかん科の常緑低木。柑橘カンキツ類の一種。
実は冬に熟し、香りがよい。
織機の道具の一つで、縦糸を巻くもの。



木へんに「由」と書いて、ユズの木をあらわす「柚」です。漢字で「柚子(ゆず)」と書く時はゆずの木の実を、一文字で「柚(ゆず)」と書く時には果樹そのものをあらわすとか。

つくりの「由」の字の由来についてはよくわかっていないようで、「果物が熟して中身が油のようにドロっとしたものの形」という説もあれば、「醤油差しのように細い注ぎ口がある壺をあらわす」という説なども。「柚」の字の由来にいちばんしっくりくるのは「果樹の枝に実った果実の形」という説でしょうか。

余談ですが、ゆずの木は寿命が長く、農薬を使用しなくてよいほど病気に強いそうです。実には抗酸化力を持つビタミンやカロテンなどが豊富に含まれ、香り成分のリモネンにはリラックス効果といいことだらけ。日本には飛鳥時代に薬用樹として輸入されたとか。
2013年の女の子の名前ランキング(明治安田生命調べの)を見てみたら「柚」の文字を含む名前が4つもランクインしていました。人気のある字なんですね。