紬(つむぎ・つむぐ・ちゅう・)


(つむぎ・つむぐ・ちゅう・)
tsumugi – tsumugu, chu

つむぎ。節のある太い絹糸で織り、糸めを抜き出したように見せる布。
つむぎおり。また、広く絹織物。
ひく。繭から糸をひきだす。
物事の糸口を見つけて、たぐり出していくこと。



糸をつむぐ様子から、転じて「糸口を見つける」という意味も持っていますが、本来の字義は「繭から糸をひき出す」こと。つくりの「由」は、口がすぼまった酒壺のような容器の象形で、ここでは音符の役割で使われているそうです。

織物としての「紬」は、今となっては着物の生地としてなかなかの高級品ですが、もともとは高級品である「絹」をつむいだ後の節(ふし)の残った不揃いな繭からつむいだ、庶民のための親しみやすい布地だったそうです。
独特のざっくりした風合いがあって私は好きですが、名付けに使う場合はそのあたりの意味も考えてつけてあげてください。