鉄(てつ・くろがね・かね・きみ・とし・まがね)


(てつ・くろがね・かね・きみ・とし・まがね)
tetsu – kurogane, kane, kimi, toshi, magane

金属元素のひとつ。くろがね。
武器。
硬いもの、強いもののたとえ。



この「鉄」は「鐵」の俗字・略字です。異体字は「銕」。
よく、金を失うと言って鉄道会社さんから嫌われ、金+矢(鉃)という風に表記されていた時代もありましたが、今は東日本旅客鉄道も近畿日本鉄道もCIは「鉄」となっている模様。ちなみに「鉃」という字は存在せず、この「鉃(←※表示されてるでしょうか?)」の文字は前述の鉄道会社さん用に作られたものだとか。

旧字の「鐵(てつ)」が「鉄」という略字になった理由は、「失」に「てつ」という読みがあるからだそうです。確かに「更迭」とか「蹉跌」とか「てつ」と読みますね。なるほど。ということで、「鉄」に「お金を失う」という成り立ちはありません。

青銅に代わって紀元前15世紀頃に登場し、それ以来数千年に渡って色んな物を支え続けている鉄。なかなかイカツくて頼もしい字ですね。