汰(た・たい・よなげる・にごる)


(た・たい・よなげる・にごる)
ta – tai, yonageru, nigoru

強い勢いでたっぷりと水を流す。すすぐ。
不要のものを流し去る。
良いものと悪いものをより分ける。



の字は雄大で潤沢で、ゆとりがあることをあらわす文字。これに水を足して「豊かな水」、転じて「水で洗い流す」「余分なものを取り去る」という意味で使われるようになったとか。
何かを洗えば洗った後の水は濁るということで「濁る」の意味もあり、それを名付けに向かない理由とする意見もあるようですが、濁しているのではなく悪いものを流し去っているというのが本来の字義なので、気にする必要はないでしょう。

より分けられ、良いもの、優れたものが残っていく過程が「淘汰」、物事の善し悪しを論じ定めることが「沙汰」です。男の子の名前の止め字(◯郎、◯太みたいに名の最後に使われる字)として増えてきているとか。力強くいい字だと思います。