尊(そん・とうとい・とうとぶ・たっとい・たっとぶ・みこと)


尊(そん・とうとい・とうとぶ・たっとい・たっとぶ・みこと)
son – toutoi, toutobu, tattoi, tattobu, mikoto

値うちや位が高い。
敬い大切にする。
相手の事柄に冠して敬意を表す語。
仏や貴人を尊んでいう語。



成り立ちは、酒樽を意味する「酋(ゆう)」を両手「寸」で捧げ持っている形の会意文字。酒樽というと酔っぱらいの話みたいですが、本来は身分の高い人から下賜される青銅製の高貴な壺のことだそうです。

余談ですが、日本神話に登場する「ヤマトタケル」の名は、書物によってこの尊の字を使った「日本武尊(日本書紀)」という表記と、「倭建命(古事記)」という表記の二種類が使われています。いきなり実の兄をあやめてしまうくらいの武闘派だったみたいなので、ヤマトタケルにちなんで名付けるならその前に一度古事記あたり読んでみてください。