節(せつ・ふし・せち)


(せつ・ふし・せち)
setsu – fusi, sechi

竹などの茎にあるふくれた区切り。
幹や茎から枝が出るところ。また、木材に残る枝の出たあと。
骨のつなぎ目。関節。
糸や縄のこぶ状になった所。
物事や時間の区切りとなる箇所。段落。
心のとまるところ。…と思われる点。
機会。おり。おりふし。
歌などの旋律。
文章を音読するときの抑揚。
演説や講演などでのその人独特の語り口。
鰹(かつお)節、鯖(さば)節などの略。
みさお。節操。



漢字右下にある「卩(せつ)」はひざまずいた人、または竹のフシをあらわす象形文字で、意味は「ひざまづく、竹のフシ」です。これに竹かんむりを合わせ、竹の節目、転じて糸や時間、季節、歌や文書、あるいは心の節目などもあらわす漢字となりました。
カラダのつなぎ目は「関節」、気候の変わり目を「季節」、節度ある操(みさお)が「節操」、節度をもって倹約することが「節約」など、挙げればキリがないですね。ちなみに「即(そく)」だけだと、食事の前で膝を折って座る様子をあらわしていて、「すぐ食事を食べる、すぐ、すなわち」という意味の漢字に。

名付けで使う場合には「節度をわきまえた折り目正しい人物に…」という意味で使われることが多いようですが、竹の節目は成長を測る目安でもあります。「多くの節を重ね、常に成長する人物であるように」という意味をこめるのもいいかもしれませんね。

そんなことを考えつつ、姿が変わることを厭わずミシミシ音を立てて成長する竹をイメージしながら書いてみました。