清( セイ・シン・ショウ・きよい・きよまる・きよめる・すむ・さやか・きよ・きよし・すが・すみ )


清( セイ・シン・ショウ・きよい・きよまる・きよめる・すむ・さやか・きよ・きよし・すが・すみ )
sei – shin, sho, kiyoi, kiyomaru, kiyomeru, sumu, sayaka, kiyoshi, suga, sumi

水がきよらかに澄みきる。
けがれがなくさっぱりしている。すがすがしい。
心や行いがきよく正しい。
払いきよめる。きれいにかたづける。


清は、見ての通り「水」と「青」からなる文字。

水(さんずい)は流れる水をあらわします。ちなみに右側の「青」は、地上に生えてきた青い草・木・井げたの中の染料を表すそうです。余談ですが、「青」は「生」と、井ゲタをあらわす文字(丹という字に似ているそうです)を合わせた文字だとか。確かに旧字体だと「生」と「円」を合わせて「靑 ※」と書くので元々は月をイメージしたものではなかったんですね。知りませんでした。
※機種依存文字なのでもしかすると正しく表示されていないかも。すみません。気になる方はGoogle先生まで

みなさん何となくイメージできると思いますが、「青くすみきる」という意味から、水がよく澄んでいる状態、清浄な状態を意味する言葉として使われています。

ただ、ここで注意が必要なのは、この「青く」というのがいわゆる青色、blueではないということ。漢字で「青」というと緑色、greenをあらわします。(blueに相当する漢字は「藍」です。)つまり、ただ見た目に清浄な状態をあらわすだけでなく、地上に生い茂る青々とした草木の源となるような力を持った流水を指した文字ゆえにこの組み合わせになったんだと、ボクはそう解釈しています。

この「清」の文字を名に持つみなさんは、透明感があり、汚れなく澄んでいるだけじゃなく、周囲の生命力の源になるような清浄なパワー、周囲を清める力を持っているんだと、そう解釈してみてください。
素敵な文字だと思います。


今回の書は、今年の母の日に逝去された中根清美さんに捧げます。
本当にその名の通りの人でした。ご冥福をお祈りします。