跂者不立 跨者不行
つまだつものはたたず、またぐものはいかず意味は、「背伸びしてつま先立ちする者はしっかりと立つことができないし、一足飛びに大股で早く行こうとするものはなかなかたどり着けない」といったところでしょうか。
時代が変わって移動手段、通信手段はどんどん高速化するけれど、だからといって信頼関係は一朝一夕では得られないし、米は一年かけないと実らない。
これは道教の祖である老子の遺した言葉です。
なので厳密には仏教の言葉ではありませんが、なかなか味わい深いのでご紹介を。
禅のことば – 356 / 365
毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
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