活鱍鱍地
かっぱつぱつじ組織の長にありがちなのが、指示も出さず、ビジョンも方向性も示さず、ただ悶々と「うちの部下は働かない…」と愚痴っているだけのスランプ状態。ボクも何度か経験しました。友人の社長たちを見ていても、創業メンバーに一般採用した社員が加わり始めた頃にやっぱり経験するようで。
普通に考えれば、部下が能動的に動く仕組みも作らず、指示も出さずじゃそりゃ動くわけないんですけどね。社長をしてるような人はだいたい、組織に仕組みがなくても能動的に動きまってきたタイプの人なので、ついつい部下にもそれを求めてしまうんでしょうね。
閑話休題。
禅語、「活鱍鱍地」とは、魚が生気に溢れてビチビチ跳ねているようすをあらわすことばです。
人間のカラダもきっと組織といっしょで、「運動せねば」ってアタマで考えてるだけじゃダメですが、逆にバリバリ泳ぎ始めたら「お、本気出してきた」って目が覚めるかもしれないですよね。最近、泳ぐのをサボリ気味だったので、そろそろ復活しようかな。
禅のことば – 347 / 365
毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
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