神霊と交わる呪術師。
シャーマン。
みこ。
和語の語源は「神が和む=神和ぎ(かんなぎ)」で、神につかえ、神意を人々に伝える通訳的な役割を担うシャーマンを指すことば。女性のシャーマンを「巫」、男性の場合は「覡」と書くこともあり、合わせて「巫覡(ふげき)」とも言うそうです。漢字の成り立ちは、巫覡が儀式につかう道具を手に持っているところをあらわす字が略されたもの。
初めて知りましたが、漢字そのものの読みに「み、みこ」という読みはないそうです。「巫女(みこ)」の語源は「神子」や「御子」だと言われていて、「巫女」という字は意味からの当て字とのこと。人名用漢字としては2015年1月7日に加えられたばかりの新しい字。人気が出そうですね。