013_寛

(カン・ひろい・ゆるやか・くつろぐ・お・おき・ちか・とお・とみ・とも・とら・のぶ・のり・ひと・ひろ・ひろし・むね・もと・ゆたか・よし)
kan – hiroi, yuruyaka, kutsurogu, o, oki, chika, too, tomi, tomo, tora, nobu, nori, hito, hiro, hiroshi, mune, moto, yutaka, yoshi

スペースがひろい。はば。
気持ちにゆったりとゆとりがあるさま。
おおまかであるさま。
差し迫った用がなくて、のんびりしているさま。
くつろぐ。ゆったりする。ゆとりをもつ。
大目に見て、きびしく責めない。


成り立ちについては辞書によると、うかんむり(屋根・家屋の象形)と「角と目とを強調したヤギ」の象形から、小屋の中にゆったりとしているやぎのさまをあらわすという説、あるいは廟の中で耳飾りをした巫女が舞いを踊りながら祈るさまをあらわすという説などがあるようです。成り立ちとしては後者のほうがなんとなく美しげでいいですね。

意味としては上記の通りですが、おもしろいのは物理的な余裕から心のゆとりまで、幅広い意味で使われている点でしょうか。ボクもこれまでは、「寛」という文字に漠然と「ゆったりくつろぐ」というイメージを持っていましたが、本来は物理的な広さ、ゆとりという意味も含まれた言葉だったんですね。

広くゆとりを持った心で周囲を寛がせる。そうありたいものです。