魁(さきがけ・かい・かしら・いさお・いさむ・つとむ)


(さきがけ・かい・かしら・いさお・いさむ・つとむ)
kai – sakigake, kashira, isao, isamu, tsutomu


ひしゃく。柄が長くて頭がまるく大きい。転じて、頭が大きくて、まるい人形。
かしら。首領。一団の仲間を率いていく者。
さきがけ。その道をはじめてひらいた人。元祖。
大きくて、目だつ。堂々としているさま。
星の名。七つの星を斗(ひしゃく)と見たて、その北斗七星の水をくむ器にあたる部分の四つの星。また、その第一星。
植物の根の塊状のもの。まるく太い芋など。
事物のもと。根本。


成り立ちは、オニ、神霊を意味する「鬼」と、柄杓(ひしゃく)を意味する「斗」の組み合わせで、おおきな柄杓をあらわしています。
この世でいちばん大きな柄杓、北斗七星の先端の星の名は「魁星」。柄杓の先が大きいことから、比喩的に組織のボス(首魁)をあらわす語としても使われるようになったとか。ということは、「花魁(おいらん)」は花街の遊女のドンという意味なのかもしれませんね。ちなみに「おいらん」という読みは当て字で、「らん」という読みはありません。

日本語ではこの字を「さきがけ」とも読みますが、これは日本独自の当て字で、本来の字に「先駆け、先駆者」という意味はないそうです。

名付けでは「先駆け」や「首魁」の意味で使われることが多いようですが、北斗七星を由来にした名付けというのもなかなか粋なんじゃないでしょうか。



魁(さきがけ・かい・かしら・いさお・いさむ・つとむ)


荒ぶる白鷺筆の暴走がいよいよ収集がつかない状態になってきました。
いつも一度に書く枚数はだいたい50枚。多いと200枚は続けて書きます。毎日何十回、何百回と和紙にこすりつけられているので摩耗のスピードも速く、昨日と今日ではもう違う筆と言ってもいいくらい。

ただでさえ読めない字がもう大変なことになっていますが、年内はこの筆の乱れっぷりにつきあってみようと思います。

ちなみに従順な熊野筆で書くとこうなりました。


魁(さきがけ・かい・かしら・いさお・いさむ・つとむ)