達攞歩陀
tatsurahoda : infinityNo.2,229
2020/06/13 – 165
達攞歩陀(たつらほだ)は、仏教の文化圏において最大の数の単位とされる無量大数(10の68乗)を遥かに超える、とんでもなく遠大な数をあらわすことば。10の30,786,325,577,728乗。
言われてもピンとこないケタの数字は、きっとぼくたちには縁のないどうでもいい数字なんでしょう。でも、政治家がクチにする数字はぼくらの生活に関わってくる数字。むずかしくても、ピンとこなくてもちゃんと理解する努力をする義務があります。
2020年夏、連日夕刻のニュースでコロナウイルス感染者数が発表されていますが、その数字の根拠と集計方法の不確かさたるや。もし、政府や自治体の長までもがこの数字を真に受けてウイルス対策の戦略を立てているんだとしたら、これから先の第二波以降のコロナ被害はまちがいなく人災だな、とか、そんなことをかんがえながら。
報道される数字についてピンとこないヒトは、まわりのピンときてるヒトをつかまえて聞いてみてください。