擔薪下翠岑
翠岑路不平
時息長松下
靜聞春禽聲
poem by Ryokan TaiguNo.2,208
2020/05/23 – 144
良寛和尚による漢詩の一節です。
薪を背負い、新緑の山道を下っている。美しいみどりの山だが、道は険しく平坦ではない。大きな松の樹にたどりついたのでひと休みしていると、静けさの中からどこからともなく春の鳥のさえずりが心地よく聞こえてくる。と、そんなかんじでしょうか。
筆を執らず、ただひたすら横になって休んでいるここ数日。カラダは悲鳴をあげていますが、ココロはこの松の樹の下のような気分です。