幽玄 | subtle and profound 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


幽玄

yugen : subtle and profound
No.1,937
2019/08/27 – 240


ヒトの身体のメカニズムって、緻密で、精巧で、頑強で、いまだすべてが解明できていないくらいに深淵で、これぞまさに幽玄の世界だなぁと。

ほとんどの時間をベッドの上で過ごしたこの夏、身体の免疫システムに関する書籍をタブレットで片っ端から読み漁りながら、ただただそんなことに感動していました。人体はもう神か宇宙人が創ったってことでいいんじゃないですかね。

逆に、ヒトのココロがいかにシンプルな構造になっているかというのを痛感したのは、日本史に関する書籍を読み終えたとき。
いい機会だからと縄文から現代まで、歴史書を読みながら日本の通史をおさらいしていたんですが、数少ない感情のコマンドを駆使しながらおなじような歴史を延々と繰り返してきた我々の祖先たちが、なんだか滑稽でもあり、愛おしくもあり。よく「歴史に学んで同じ過ちを繰り返さないように」と言いますが、それすら織り込み済みで、やっぱり繰り返してしまうのがヒトなんだなぁと。

現代に生きるぼくたちも、「むずかしい、むずかしい」とこじらせるのはやめにして、ヒトのココロはそもそもシンプルなものなんだと受け止めて、もっと素直に生きるべきなのかもしれないですね。