萌蘖 | sprout and basal shoot 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


萌蘖

hougetsu : sprout and basal shoot
No.1,880
2019/07/01 – 183


5月、6月と思うように出歩けない日が続き、ほとんど寝床に這いつくばって過ごしていました。
これまではどちらかというと、落ち着きなく毎日せかせかと動きまわって生きてきたので、それはなんだか突然、昆虫から植物になったような気分で。

とは言ってもくたばっているのはカラダだけで、ココロまで折れたわけではなく。日照りが続こうが、虫に食われようが、風に倒されようが、弱音を吐かずただ黙々と養分を吸い上げ、新陳代謝を繰り返し、根を伸ばし新葉をひろげる植物の強かさをイメージしながら、日々パワーを養っております。

あ、もしかしたらこれが羽化する前のサナギの状態だったりして。


閑話休題。

コシアブラ、タラの芽、ふきのとう、行者にんにくにセリなどなど。
今年の春は、東北の仲間たちが差し入れてくれた春の山菜の苦味をヤマほどカラダに取り込みました。
おかげでまた寿命が伸びました。


萌蘖(ほうげつ)
草木の種子から生じた芽と、根株から生じた芽。
物の発生するもと。