擔枷帯鎖 | restrictions 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


擔枷帯鎖

tanka-taisa : restrictions
No.1,740
2019/02/12 – 043


今年中にはやるぞ、とか、一生に一度は経験しておきたい、とか、なんだかんだ先送りしていま行動していないことは十中八九、ただの思い込みだとおもいます。

ぼくの場合、「余命三ヶ月だよ」と言われたときに「やりたいこと」をスッパリと断捨離できました。
たくさんあったハズの「やりたいこと」のほとんどは、「やりたいと思い込んでいたこと」だったり、「やらなきゃ」とか、「やるべき」とか、「やらないよりやったほうがいい」と感じていたことばかりで、ほんとうに「やりたいこと」なんてほとんど残っておらず。お恥ずかしいハナシ、残っていたのは、「毎日おいしいゴハンを食べてのんびりと創作活動をし、仲間とワイワイお酒を飲む」、ただそれだけ。

擔枷帯鎖とは、欲や妄想、思い込みでがんじがらめになった状態をあらわす禅語。
根深くなると厄介だなぁとか考えながら木偏で。

超のつく凡人だったことを自覚した瞬間に、がんじがらめ風だったココロがすごく楽になったっていう、そういうハナシでした。