色即是空 | All is vanity 書道作品 japaneseart japanese calligraphy 書家 田川悟郎 Goroh Tagawa


色即是空

All is vanity
No.1,714
2019/01/17 – 017


アルといえばアルけどナイといえばナイ。
モノゴトの価値っておもしろいですね。価値を感じるヒトにとっては確かに存在するけれど、無関心なヒトの前では存在しないという得体の知れないモノなわけで。

それはヒトや時間や場所などの相関関係、仏教で言うところの「縁」の中に存在する相対的なモノであって、絶対的なモノではないと。だったらそれを比較してみたり、執着してみたりという無駄なことはやめて、おのれの中にあるものをただ受け入れさえすればいいじゃないかと。もしかしたら「色即是空、空即是色」とはそういうことなのかな。

有名な某覆面アーティストのストリートアートがついに東京でも発見か、と昨日あたりから話題になっていますが、きっとこれまでにただの迷惑な落書きとして消されたモノもたくさんあるんだろうなとか、そんなことをかんがえながら。


色即是空(しきそくぜくう)
仏教用語。『般若心経』のなかのことばとして有名。
物質的なもの(色)はそのまま実体性をもたず(空)、また実体性をもたないままでしかも物質的なものとして存在するという意味で、これに続いて感受作用(受)、表象(想)、認識などを形成する力(行)、認識器官(識)についても同様のことが述べられる。人間を取り巻く世界と人間、考えられうるすべての存在者は、人間が想定しがちな不変で固定的な固有の性質をもって存在するのではない、換言すると空であり、しかも空でありながらいろいろの原因条件によって現象しつつある、という般若経典の基本である空の思想を表現したもの。前半は、あらゆるものを空とみることによって人間の煩悩や妄想を取り除くことをねらい、否定的であり、後半は、執着のない目でみたとき、あらゆるものがそれぞれの働きをもって生き生きと現象し存在していることを肯定的に表している。
…日本大百科全書より



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