増上漫 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


増上漫

ぞうじょうまん


禅語「増上漫」を今の言葉に置き替えるなら、うぬぼれ、思いあがり、慢心あたりでしょうか。仏教においては、まだ未熟で悟りの境地に至っていないのに悟ったと思い上がることを批判的にこう言うんだそうです。

みなさんは「増上漫」な時期、過去にあったでしょうか。
ボクはありました。しかもかなり長い間。いや、もしかしたら今でもそうなんかもしれません。

正当化するみたいですが、ボクは「増上漫」な時期が人生にはあったほうがええんちゃうかなと思っています。自分自身を過大評価し、得体の知れない自信を持って何かに前向きに取り組むことは、己の力量を知るという意味ではとても大事なプロセスなんちゃうかなと。振り返ってみると恥ずかしかったりするんですけどね。

なにはともあれ、「増上漫」だろうがなんだろうが突っ走っているヒトのほうが圧倒的に魅力的。
ヒトのことを「増上漫だ」と批判するヒトはたぶん嫉妬してるんですよ。


禅のことば – 195 / 365

毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
Facebookで日々公開していますのでもしご興味があれば。