見義不為無勇也(義を見てせざるは勇なきなり)禅語 禅書 書道作品


見義不為無勇也

ぎをみてせざるはゆうなきなり


階段で重そうな荷物を持つおばあさん。飛行機や新幹線で手荷物の上げ下ろしが大変そうな子連れのママさん。恵比寿の街角でパーティーの案内状らしきものを片手に道に迷っている風の女性グループ。

みなさんもそうだと思いますが、ボクも困ってそうな方たちを見かけると「手伝いましょうか」と、いちおう声をかけるようにしています。「いちおう」って何やねん、て話ですが、残念ながらすごい勢いで拒否られるケースが3回に1回くらいの割合でありまして。もう、ボクが「手伝い…」まで言うか言わないかくらいのタイミングで「け、結構です…」とか「すみません!…」みたいな断られ方で。

まわりの友人いわく、ボクの風貌が「通りすがりの親切な人」のステレオタイプなイメージからは少々かけ離れていることに原因があるのではないかとのことなんですが、やはりそうなんでしょうか。


閑話休題。有名な禅語、「義を見てせざるは勇無きなり」は、論語に登場する孔子の言葉です。読んで字のごとく、人として行うべき正義と知りながらそれをしないことは勇気が無いのと同じことであるという意味。

孔子兄、ボクに何度拒まれても折れない勇気を。


禅のことば – 077 / 365

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