やぶさか(吝か)


やぶさか(吝か)
YABUSAKA
hesitate



平安のころ、もったいないからと出し惜しみすることを「やふさがる」と言ったそうです。これがのちに転じて「やぶさか」となったとか。意味は、物惜しみする、ケチる、あまり気乗りがしない、躊躇(ちゅうちょ)する。

現代では「やぶさか」+「ではない」という打ち消しの語をセットにした慣用句で使われます。打ち消した場合は「出し惜しみせず提供・協力する」という肯定的な意味になります。ちょっとむずかしい言葉ですが、「好き嫌い」に置き換えるとわかりやすいでしょうか。「好き」に対しての「嫌いではない」が、「吝かではない」と同じニュアンスです。


やまとことば – 225 / 365

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