鳳豈餐烏鵲食(ほうあにうしゃくのしょくをさんせんや)禅語 禅書 書道作品


鳳豈餐烏鵲食

ほうあにうしゃくのしょくをさんせんや


まだなりたてだった頃、勉強のために参加した若手経営者向けセミナーの壇上で講師の先生がこんな話をしていました。「経営者は自分自身を高めるために、ふだんからつきあう人間を選ぶべきだ」と。
こういう話に刺激を受けた若手経営者たちがその後どうするかというと、懇親会で名刺を交換しまくり、意識の高い経営者友達をつくろうと躍起になるわけです。経営者同志が集うのはどの業界でもよくあること。共通言語が多いし、情報交換もできるし、何なら悩みもだいたい同じなのでそうなるのも自然だと思います。でもお互い立場が似通っているだけに、俺も頑張らなきゃ…くらいの刺激はあっても目からウロコ的なインプットはなく、予定調和で終わってしまうこともしばしば。どうも苦手なんですよねそういうのが、昔から。

閑話休題。「鳳豈餐烏鵲食」を文字通り訳すと、「鳳凰のような高貴な鳥がカラスやカササギの餌を食べることはない」となり、徳の高い求道者がありきたりの教条に触れることを戒めることばとして解釈されています。冒頭の話とはまた違うのかもしれませんが、この言葉もやっぱりしっくり来ないなぁ。


禅のことば – 099 / 365

毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
Facebookで日々公開していますのでもしご興味があれば。