うなぎ(鰻)


うなぎ(鰻)
UNAGI
eel



日本人と鰻(うなぎ)の歴史は、新石器時代までさかのぼります。当時の遺跡に骨が残されていることから、有史以前から食されていたであろうとのこと。

文書にはじめて鰻が登場するのは713年に記された風土記。その後759年の万葉集の歌にも登場するものの調理方法は不詳。「蒲焼き」という記述がやっと登場するのは、1399年の「鈴鹿家記」だそうです。とは言うものの、当時の蒲焼きは、焼いたぶつ切りの身に味噌や酢をつけて食べていた模様。現在の蒲焼きに近いものが登場するのはさらに時を経て江戸時代中期になってからなんだとか。

うなぎの古名は「むなぎ」です。むなぎの語源説は、「身(む)長(なぎ)」、あるいは胸が黄色いため「胸黄(むなき)」、はたまた「棟木(むなぎ)」に似ているからなどさまざま。

いずれにしても、こんな美味しいものを後世に残してくれたご先祖様に感謝です。


やまとことば – 295 / 365

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