つまくれない(爪紅)


つまくれない(爪紅)
TSUMAKURENAI
garden balsam



つまくれないとは、鳳仙花(ほうせんか)の別名。鳳仙花の花弁で爪をあかく染める習慣が古くからあったとか。

爪紅と書いて「つまべに」と読む場合は、今でいうマニキュア的なものを指します。江戸時代には「爪紅(つまべに)」という呼び名で読み物にも登場するくらい一般的なものになっていたとのこと。余談ですが、戦後間もない1946年に資生堂が発売した爪用の染料の商品名が「爪紅(つまべに)」だったそうです。今のネイルとは違って光沢がなく、口紅のようなスティック状で爪をほんのりピンクに染めるものだったとか。

時代は変わってもやってることは一緒。おもしろいですね。


やまとことば – 284 / 365

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