珊瑚枝枝撑著月(さんごしし、つきをとうじゃくす)禅語 禅書 書道作品


珊瑚枝枝撑著月

さんごしし、つきをとうじゃくす


あなたの銀行口座に、毎日86,400円が振り込まれるとします。
もちろん好きに使っていいお金です。
全部使い切るもよし、使わないもよし。あなた次第です。

ただ、ひとつだけルールがあって、この残高は翌日には繰り越せません。
深夜0時を過ぎると0円になり、また新しく86,400円が振り込まれます。

だとしたらあなたはどうしますか?



よく新卒研修なんかで使われるエピソードなのでご存じの方も多いでしょう。
例の時間の使い方についてのコバナシです。

1日24時間を秒数に換算すると86,400秒。
毎日、世界中の人ひとりひとりに平等に与えられている財産です。
翌日に繰り越せないこの財産、どう使いますか?


閑話休題。「珊瑚枝枝撑著月」は、海底の珊瑚の枝々が月をささえているという意味の禅語です。
ささえている珊瑚の枝ひとつひとつに、月はまんべんなくその明かりを届けます。


※ 「撑」は「撐」の俗字


禅のことば – 038 / 365

毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
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