親者不問、問者不親(問う者親しからず、親しき者は問わず)禅語 禅書


親者不問 問者不親

とうものしたしからず したしきものはとわず


先日、知人に「まだ具体的ではないけれど、ユニークなスタイルで書の個展をしようと思ってる」というハナシをしていると、その彼は「いいね、俺も考えてみる」と言って間髪入れずスマートフォンを手に取り、Googleで「書道,個展,ユニーク」と検索し始めたんです。なにげない日常のヒトコマと言えばそうなんですが、ボクはちょっと恐怖を感じました。それって考えてないよね、と。

今度、スマートフォンの電源をオフにして旅行に出かけてみようかな。GoogleもYahooもナビタイムもGoogleMapも食べログもない状態でどのくらい旅を楽しめるかを確かめに。知恵をしぼって工夫する能力が退化してなければいいなぁ。

親者不問、問者不親(問う者親しからず、親しき者は問わず)とは、ろくに考えもせずすぐに質問したがる浅はかさを戒めたことば。なんでもインターネットの情報を鵜呑みにして手軽に解決しようとするわれわれ現代人には耳の痛い言葉です。


禅のことば – 012 / 365

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