陶(とう・すえ)

(とう・すえ)
tou – sue

土をこねて焼いて器を作る。その器の質。やきもの。
人をみちびき教えて、人間性を形づくる。人格を練りあげる。教え導く。
うちとけて楽しい。
もやもやして晴れない。


盛り土をあらわすこざとへん(阜)に「包」の上部、土器の壺をあらわす「缶」を合わせて「陶」です。字義はそのまま「土器を作るために土をまんべんなく捏ねること」。

人格形成を陶器作りに例えたことから「教え導く」という意味が派生したんでしょう。熟語では、徳のある教育を受けるという意味で、「薫陶を受ける」というような使い方をします。

ネガティブな意味としては「鬱陶しい」という言い方をするように、心がモヤモヤと晴れないという意味があります。これは心に鬱々とした粘土を詰め込んだような心象という意味でしょうか。名付けの際に気になるかもしれませんが、あくまで「鬱」と組み合わせた際の意味だと解釈すればいいと思います。