天無門 地無戸(てんにもんなく、ちにこなし)禅書 禅語 書道作品


天無門 地無戸

てんにもんなく、ちにこなし


どこにも逃げ場がないくらい追い込まれて切羽詰まった状況、みなさんこれまで何度くらい経験されましたか。ボクは、これまでの人生で五度ほど経験しました。
五度で済んでいるのが幸せなのか、不幸なのかはわかりませんが、いずれも当時は「死んだほうがマシ」と思うような出来事でした。それでもなんとかやり過ごせば「いい経験をした」と言えるようになるのが人間の厚かましいところでしょうか。

この「天無門、地無戸」とはまさにそういう状況をあらわす禅語。天にも地にも逃げ道がない状況、心境を意味しています。

これはボクなりのやり過ごし方ですが、本当にどうしようもない状況になったらジタバタせずにじっとするようにしています。むしろそれしか方法がないと言ったほうがいいかもしれませんね。

逃げ場がないときは逃げずにじっと時を待ってみることをオススメします。
意外に台風の目みたいに現場にはおだやかな空気が流れていたりするもんですよ。


禅のことば – 065 / 365

毎日一語、趣きのある禅語をえらんで書にしています。
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