涼風(すずかぜ)


すずかぜ(涼風)
SUZUKAZE
cool breeze



夏の終わりに吹く清涼感を運ぶ風。最近は温暖化のせいなのか何なのか、季節と季節の境目の余韻がなくなってしまい、涼風を感じる間もなく肌寒くなってしまい寂しい限りです。

昔はさぞかし涼しかったのではと思い調べてみたら、どうやらそうでもなかったようで。最近の研究によると、西暦800〜1300年頃にも世界的に気温が上がり、夏には猛暑日が続く温暖化の時代があったことがわかっているそうです。北極海の氷は今よりも少なく、この時期にバイキングが今では氷に閉ざされた北極の海域を自由に活躍していたとか。

ちなみに日本では平安から鎌倉にかけての時代。宮中で花見が開催された日時の記録や樹木の年輪の調査などから、ここ数年の異常気象ばりに気温が高かったと見られているそうです。

とはいってもまだ森林も多く道は舗装されていなかった時代のはなし。今のようなヒートアイランド現象もなかった頃のことですからきっと夜はもっと過ごしやすかったんでしょう。


大和ことば – 083 / 365

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