すし(鮓・寿司・鮨)


すし(鮓)
SUSHI
sushi



すっぱいという意味の「酢し」が語源。発祥の地は東南アジアの山間部なんだそうで。もともとは魚貝を塩漬けし、発酵させた食品のことを言ったそうです。これが日本に伝わって、やがて熟れ鮨(なれずし)のような米と合わせ発酵させた保存食になり、現在のすしへと進化したわけです。

この、発酵させた魚という意味で正しい漢字は「鮓」。よく見かける「鮨」の字は、中国で「塩辛」をあらわす漢字が日本に伝わった際に「鮓」と混同されて使われるようになったものなんだそうです。ちなみに「寿司」は江戸期の当て字。

ちなみに、発酵させた酸っぱさをお酢を混ぜることで代用し始めた、つまり現在のしゃりに近いものが登場したのは室町期、それを握るようになったのは江戸期になってからだそうです。


やまとことば – 278 / 365

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