州云無 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


州云無

しゅういわく、む


禅を理解する上でいちばん難しいのが「無」の解釈かもしれません。無というものを定義してしまった瞬間に「無」が存在してしまうというめんどうで哲学的なおハナシです。

閑話休題。

「州云無」とは、無門関「趙州無字」に登場する有名な公案からのことば。

修行僧が、中国の高名な禅僧、趙州従諗(じょうしゅうじゅうしん)禅師に「犬に仏性はあるのか、ないのか」と問います。趙州禅師はこれに「無」と答えます。禅道においてはすべての森羅万象に仏性が宿っていると考えるので、本来は「有り」が正解なはずなのに、なぜ趙州禅師は無と答えたのか。難題ですね。
でも、めんどくさいので考えるのはやめときましょう。
無です。


禅のことば – 204 / 365

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