謝茶 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


謝茶

しゃさ


先日、会食で訪れた居酒屋さんで、ひさしぶりに「おいらお客様だぞ!」と声高に店員に食ってかかるおじさんを見かけました。もうとっくにレッドリスト入りしてると思ってましたが、まだ絶滅してないんですね、そういうひと。
おまけに店員さんも「もう来てもらわなくていいよ!」と店内に響きわたる声で怒鳴り返すもんだからお客がみんな黙っちゃう殺伐とした雰囲気に。もうこうなったらどっちもどっちです。

この「謝茶」は、宋の時代にまとめられた禅道のルールブック的な書物、「禅苑清規」のなかに登場する禅語。しゃさ、またはしゃちゃとも読みます。ひとつには茶を出してもらったことに対する感謝の意、もうひとつには出した茶が粗茶であることを詫びる謙遜の意、両方の意で解釈される語らしいですよ、おじさんと店員さん。


禅のことば – 249 / 365

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