更参 さらにさんぜよ 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


更参

さらにさんぜよ


こころざしを成し遂げるまで諦めずに努力した人物といえば、昭和生まれのボクたちの教科書に載っていたのは野口英世博士あたりでしょうか。もしかしたら今どきはイチローやキングカズが載っていたりして。

閑話休題。

禅においては、古くから三十年単位の修行を二度繰り返すというのがひとつのサイクルとされてきたんだそうです。むかしの寿命からすると、それでちょうど生涯を全うするくらいのサイクルだったんでしょうね。そして、一周目の三十年を終えた時に師から授かることばが「更参三十年(さらにさんぜよさんじゅうねん)」です。現代語に意訳すると「まだまだ足らん!さらにあと三十年じゃ!」といったところ。

ということで今回は、野口英世さんが詠んだ漢詩の一節を添えて書いてみました。
いやーしかし努力の大切さを繰り返し教育されてわかっているだけにホントつらいですね。「まだ足らん、さらに努力せよ」と言われるともう返す言葉もないわけで。

何か突き詰めてひとつのことを研鑽している最中のみなさん、ボクも折れずに頑張りますのでいっしょに参じましょう。


禅のことば – 188 / 365

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