朔(さく・ついたち・はじめ・きた)

(さく・ついたち・はじめ・きた)
saku – tsuitachi, hajime, koyomi, kita


月と太陽との黄経が等しくなる時。新月。
太陰暦で、月の第1日。ついたち。
昔の中国で、天子が歳末に諸侯に与えた翌年の暦と政令。



字義は「新月」、転じて「一日(ついたち)、はじまり」をあらわす字です。
新月は、地球と太陽の間に月が重なって月の姿が見えなくなる時刻。太陰暦では暦の上の月の始まりをあらわすので、「ついたち」という意味も持っています。余談ですが、詩人の萩原朔太郎さんは、長男で朔日(ついたち)生まれであることから「朔太郎」と命名されたとか。

すべてを照らすエネルギッシュな太陽が生命の源の象徴ならば、新月を経て満ち欠けを繰り返す月は再生の象徴。なかなか魅力的な字ですね。