舌上有龍泉(ぜつじょうにりょうせんあり)禅語 禅書 書道作品


舌上有龍泉

ぜつじょうにりょうせんあり


小学校を卒業するあたりまでかなりのいじめられっ子でした。生まれが三月の末なので、学年でもひときわ小さく幼いボクはいじめっ子にとって格好の餌食だったんでしょう。時代が時代だったので、ちょっとここには書けないようなエピソードもたくさんありますが、カラダに受けた数々の傷よりも言葉の暴力のほうが記憶に残っているのが不思議です。


閑話休題。「舌上有龍泉」とは、「言葉は時に龍泉のように切れ味鋭く命さえ奪ってしまうことがある」という意味の言葉。龍泉とは伝説の名刀の名だそうです。

最近のいじめは陰湿だとよく聞きます。もしかしたら昭和の暴力的ないじめよりも傷は深く大きいのかもしれません。もし言葉に命を奪うほどの力があるのなら、その逆もあると信じたいですね。


禅のことば – 091 / 365

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