三歳孩兒雖道得 八十老人行不得 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


三歳孩兒雖道得
八十老人行不得

さんさいのがいじもいいえるといえども、はちじゅうのろうじんもおこないえず


そのむかし、唐の詩人白居易が鳥窠道林という禅僧に、「仏教とはどのような教えですか」と直球で尋ねたそうです。すると禅師いわく、「悪いことは行わず、できる限り善いことをする。そうすればおのずから心が浄くなる。これが仏たちの教えです」と。「そんなことはおさなごでも知っている」と詰め寄る白居易に、禅師が答えたのが冒頭の語です。

閑話休題。「三歳孩兒雖道得、八十老人行不得」を現代語にすると、「三歳の幼子でもわかることだが、八十の老人でも行うのは難しい」となります。言うは易し、行うは難し。まだ高々四十数年しか生きてませんが、人生にたびたび訪れる壁の乗り越え方ってこのテーマの繰り返しなような気がします。いやぁ耳が痛い。


禅のことば – 144 / 365

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