狼(おおかみ・ろう)




(おおかみ・ろう)
ookami – rou

動物の名。オオカミ。



犬をあらわすけものへんに、「ろう」の音をあらわす「良」を合わせて「狼」です。
和語「おおかみ」の語源は「大神」だと言われていて、関東~中部地方の山間部では山の神として信仰の対象とされてきたとか。北海道でも、アイヌ語で「大きな口の神(ホロケウカムイ)」と呼んで崇められていたそうです。

赤ずきんちゃんの狼に代表されるように、牧畜が盛んな地域では家畜に危害を加える外敵として忌み嫌われてきた歴史がありますが、逆に農業においては作物を荒らす動物を狩ってくれるありがたい存在だったようです。

ちなみに、おおいぬ座の恒星「シリウス」は、日本語では「犬星」ですが中国語では「天狼星」。

この「狼」も人名用漢字。「郎・朗」の字を「狼」に置き換える使い方がいちばん多いようです。