思無邪 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


思無邪

おもいよこしまなし


「思い邪(よこしま)無し」とは、邪悪な心、分別心や執着心のない純粋な心をあらわす言葉で、もともとは孔子のことばだとか。

若いころはしたたかなオトナたちにもまれながら、「オレもいずれオトナになれば計算ありきの人づき合いにも慣れていくもんなんだろうな」と思っていました。事実、多少なりとも経験値が増え、以前よりはしたたかになったような気もします。でも不思議なことに、慣れてくるのと比例して計算するのもされるのも年々歳々めんどくさくなってくるもので。

そうなってくると、純粋に「思無邪」でつきあえる家族や友達、仲間たちがいかに大切な存在かということを改めて思い知らされますね。思無邪の語はもっと奥深い境地を示唆しているんでしょうけど、なんとなくそんなことを考えながら。


禅のことば – 173 / 365

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