日面仏 月面仏 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


日面仏 月面仏

にちめんぶつ、がちめんぶつ


そのむかし、「どうにもならないことなんて、どうにでもになっていいこと」という詩の唄がありました。
自分の力ではどうしようもないことに直面したら、アレコレ思い悩むよりも流れに身を任せ、いい意味で開き直ってみるのもたまにはいいかもしれません。
もちろん、努力次第でどうにかなりそうなことは頑張らねば、ですけどね。

閑話休題。

「日面仏、月面仏」とは、唐の時代の僧、馬祖道一禅師が病の床で見舞いの者に言ったとされることば。「日面仏」は、千八百歳の寿命を持つといわれる仏様、「月面仏」は、一昼夜の寿命しか持たないとされる仏様のこと。長命の仏もあれば短命の仏もある。じたばたせず天命を受け入れようという、なんとも泰然自若とした心構えをあらわしています。

果たしてそこまで達観できるかどうかは別にして、今度どうしようもない壁に出くわしたら、このことばを口にして高笑いしてみようと思います。


禅のことば – 180 / 365

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