もったいない(勿体無い)


もったいない(勿体無い)
MOTTAINAI
wasteful



もったい(勿体)とは本来は「物体」と書き、「重々しさ、態度や風格、物の品位や本質」をあらわす仏教用語。なので「もったいない」は純粋な和語ではなく和製漢語にあたります。現在の「もったいぶる」や「もったいつける」などの「もったい」もこれと同じ。

本来は重々しさや品格がないということで「妥当ではない、不届きだ」という意味で使われていたものが、後に「そのものの価値に見合わない、不釣り合いだ」というへりくだる意味で使われるように。「こんな高価な品は私にはもったいない」という時のそれです。それがまた後世になって「物の価値を十分に生かしきれていない、無駄になっている」という意味でも使われるようになったのが、現代の「もったいない」です。

言葉もちゃんと時代を経てリサイクルされています。


大和ことば – 117 / 365

毎日一語、趣きのある大和ことばをえらんで書にしています。
Facebookで日々公開していますのでもしご興味があれば。