言猶在耳(ことなおみみにあり)禅語 禅書 書道作品


言猶在耳

ことなおみみにあり


いつまでも耳の奥に残って離れない言葉ってありますよね。
年を経ても消えないのは、その折々のタイミングに深く合致していたからか、あるいは言ってくれたその人の言葉に力があったからなのか。叱責の言葉は、戒めとして喉の奥に刺さった魚の小骨のように。また激励の言葉は落ち込んだ時に自信を回復させてくれるカンフル剤のように。節目節目でふと思い出して反芻してみたり。これもひとつの財産なんだろうなと思います。


閑話休題。「言猶在耳」とは、仏教書・碧巌録に登場する一節で、「かつて聴いた言葉がまだ耳に残っている」という意味の語です。

みなさんにはそういう言葉、ありますか。
また、みなさんの言葉は誰かの耳に残っているでしょうか。


禅のことば – 083 / 365

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