道標(みちしるべ)書道作品


みちしるべ(道標)
MICHISHIRUBE
guidepost



日本ではじめて本格的な街道の制度が決められたのは703年。文献を見ると、大和を中心に西は中四国を経由して九州一円に、北は出羽、陸奥のあたりまで街道が整備されていた模様。ちなみに今でも新幹線の路線名などに残っている「東海道、北陸道、山陽道、山陰道」などの名はこの時に定められた街道の名です。当時の街道には16km(三十里)ごとに という施設が建てられ、馬と人夫が常在して人や物の流通をサポートしたとか。

やがて大和政権が弱体化し、駅の制度は崩壊。街道も、大和と九州をむすぶ山陽道より、京都から鎌倉までの東海道が賑わうようになります。この頃より、主要な街道辻に「丁石」と呼ばれるみちしるべ(道標)が置かれるようになりました。

こちらは歌川広重の東海道五十三次「戸塚」。
絵の中央あたり、石灯籠の脇に置かれているのが「丁石」だそうです。
この丁石には「左り かまくら道」と書かれています。

歌川広重 東海道五十三次 戸塚


ちなみに書の背景は、19世紀の航海士が船旅で使用していた天候予測器「ストームグラス」。いくつかの化学薬品をアルコールに溶かしてガラス管に詰めたもので、その時々の結晶の出来かたで天候を占うというもの。

残念ながら今では全く根拠がないことがわかっているそうですが、それでも確かに毎日結晶の量や形が変わるので、見ていると面白いですよ。インテリアにいかがですか?

Tempo Drop / Storm Glass
http://amzn.to/1TYPFBd

storm glasstempo drop / storm glass

tempo drop / storm glass


大和ことば – 362 / 365

毎日一語、趣きのある大和ことばをえらんで書にしています。
Facebookで日々公開していますのでもしご興味があれば。