玄人(くろうと)


くろうと(玄人)
KUROUTO
expert



素人(しろうと) の対義語として生まれた言葉で、もともとは「黒人(くろひと)」と言ったそうです。意味はご存知の通り、その道に熟達した人。専門家。ちなみに「玄人はだし」というのは玄人顔負けのスキルを持っているアマチュアのことで、玄人が裸足で逃げ出すというのが語源。

素人も、平安時代ごろには「白人(しろひと)」と言っていたそうで、白塗りをしただけで芸のない遊芸人をさす言葉だったとのこと。室町時代にはこれが「しらうと」となり、「しろうと」と言うようになったのは江戸時代からだそうです。

写真はちいさな鉄工所のおもてに置かれた何かの工具。今はただそのお役目を終えて飾られていますが、まだ油のいい匂いがします。


大和ことば – 044 / 365

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