薫風自南來殿閣生微涼 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


薫風自南來殿閣生微涼

くんぷうみなみよりきたり
でんかくびりょうをしょうず


六月とはいえさすがに津軽の朝夕は寒かったなぁとか何とか言いながら江戸に戻ったら、こちらも四月頃の気温に逆戻りしてまして。先日まで30度近くあったもんだから、18度でも寒いのなんの。

ちょうど過ごしやすい気候の一日なんて一年のうちほんのすこししかないよなぁ…なんて考えてたら、急にそんな一日を大切にせねばという気持ちがムクムクと。

閑話休題。

この禅語は、もともと中国の柳公権という詩人の詠んだ句。薫風が南から寺の本堂を吹き抜けてなんとも涼しいなぁと、五月の過ごしやすい気候を表現した句だそうで。

もしかしたら、人生を一年に例えても過ごしやすい日々は少しだけ…とか、気持ちが凹みそうなので考えるのはやめときましょう。
気候の変わりやすいこの季節、みなさんご自愛ください。


禅のことば – 260 / 365

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