行雲流水(こううんりゅうすい)禅語 禅書 書道作品


行雲流水

こううんりゅうすい


とらわれず、抗わず、とどまらず。悠然と空を渡る雲のように、しなやかに流れる水のように、ものごとに執着せず自然の成り行きに心をまかせることを、禅道では「行雲流水」という言葉で表現しています。

自然の成り行きにまかせる、と言うとすごく穏やかな生き方を思い浮かべるかもしれませんが、人生には今日のような強風と豪雨の日も。むしろ春の晴天のような穏やかな日のほうが少ないかもしれません。行雲も流水も、絶えず流れ続けひとところにはとどまらないものです。身の回りの友人たちを見ていると、波瀾万丈な人生を送っている人ほど、流れに抗わず「行雲流水」な生き方をしているような。

何事もなかった平穏な昨日を繰り返そうとしがみつくか、何が起こるかわからない明日に身を委ねるか。あれ、なんか話が変わってきちゃいましたかね。ま、そんな日もあるということで。


今朝方、野分 が降らせた豪雨の影響か、空を行く雲の慌ただしさのせいか、少しだけ勢いをました「行雲流水」になりました。


禅のことば – 093 / 365

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