廣大 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


廣大

こうだい


禅の世界で「広大(廣大)」なものとは、この世の森羅万象をつつみ込むおおきなひとつの虛空と、ひとのココロにひろがる虛空。無限の広がりを強調する「広大無辺」ということばも使われます。

ココロに広大なスペースがあるからといってなんでもかんでもつめ込まず、一切を捨てて空にするというのが禅道の悟りの境地。
これまで「執着と煩悩を捨て去る」という禅道の考え方が長い間しっくりとこなかったんですが、今朝この字を書きながら「なんとなく思いを断捨離するみたいなことかな」と。禅道の趣旨からは脱線しますが、すべてを捨てて悟りをひらくのはひとまず置いておいて、より大切な思いにフォーカスするために瑣末な感情を断捨離することはもしかしたら意味があるかもしれないなと、ふとそう思いました。


禅のことば – 288 / 365

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