語是心苗(ごはこれこころのなえ)禅語 禅書 書道作品


語是心苗

ごはこれこころのなえ


大阪弁には、伝聞や予想を語るときに文末にくっつけて使う「知らんけど。」という慣用句があります。使いかたはこんな感じです。

「あの子そろそろ結婚するらしいで。知らんけど。」
「次の選挙は投票率高いんちゃうかな。知らんけど。」

責任を回避しようとしているのかなんなのか。大阪人はこれを聞きながら育つので自然とクセになっていて、ボクもほぼ無意識で使っています。大阪弁が他県のひとからよく「胡散臭い」と言われる原因は、もしかしたらこういう言葉にあるのかもしれません。知らんけど。


閑話休題。「語はこれ心の苗」とは、「あなたの語る言葉はあなたの心から芽生えた苗だ」という意味の禅語です。

前向きな言葉は責任感から。甘い言葉は利己的な心から。攻撃的な言葉はおびえから。おもしろい言葉はサービス精神から。悲観的な言葉は危機感から。否定的な言葉は自己顕示欲から。熱い言葉は自信から。

みなさんは今、どんな言葉を語ってはりますか?


禅のことば – 024 / 365

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