kodama こだま(木魂・木霊・谺)

こだま(木魂・木霊・谺)
KODAMA
tree spirit, echo


古くから樹木に宿るといわれている木の精霊が「こだま」です。「古事記」には木の神「ククノチノカミ」として登場し、平安時代に編纂された辞書「和名類聚抄」には木の神の和名として「古多万(こだま)」が紹介されているとのこと。一節には、琉球の妖怪「キジムナー」は、木の精「キーヌシー」の一種だと言われているとか。

お山に向かって叫ぶと返ってくる「やまびこ」のことを「こだま」と呼ぶのは、この「木魂」の仕業だという考えから来ているそうです。なんでも普段は樹の姿をしているけれど、抜けだして山の中を俊敏に駆けまわっているとか。信じるか信じないかはあなた次第ですが、木魂の宿る樹を切るとたたられるそうですよ。

写真は、目黒の自然教育園 の老松の大木と共生する苔。
ひょこっと木魂が顔を出しそうな。


大和ことば – 022 / 365

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