可也 禅語 禅書 書道作品 zen zenwords calligraphy


可也

かや


現代の日本語では「可也」は「かなり」と読みます。「かなり遠くまで来た」とか「かなりのワルだね」とかいう時の「かなり」です。本来の意味は少し違っていて、禅書において「可也」と書く時には、「それでいい、よし」という肯定のことばとして読みます。字の意味からするとそのほうがしっくり来ますね。

書いている時にずっとアタマの中でリフレインしていたのはバカボンのパパの決めゼリフ。
ハチャメチャなことをやらかしておいて、さいごに「これでいいのだ」のひとことで済ませてしまうパパを、こどもの頃は「アホちゃうか」と笑いながら見ていました。でも今になって思うと、なんてポジティブで折れないココロを持ったタフガイだったのかと。

永遠の41歳だったパパの歳をもうとっくに過ぎてしまいましたが、まだ彼のタフさ、ポジティブさには遠く及ばず。何があっても「可也!」と大笑いできるような男でいたいもんですね。


禅のことば – 186 / 365

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