かたな(刀)


かたな(刀)
KATANA
sword



刀剣には、両側が刃になっているものと片刃のものがあります。日本では前者を「諸刃(もろは)」、後者を「片刃(かたな)」と呼んで区別していたそうです。ご存知の通り、日本で普及したのは後者の片刃。なので日本では刀剣を「かたな」と呼び、これに後に「刀」の字をあてるようになったのではというのが一般的な語源説とのこと。

余談ですが、日本語には「刀」にまつわる慣用句がたくさんあります。ざっと並べてみますと、「元の鞘に戻る(モトサヤ)」は刀を本来の鞘に戻すこと、「反りが合わない」というのは刃の反りと鞘の反りが合わないこと、「真打(しんうち)」は御神刀を打つ時に何振りか鍛えた中で最も出来がいい刀、「抜き打ち」は予告なく斬りかかること、「折り紙つき」の折り紙とは刀につけられた保証書、「切羽詰まる」の切羽は鍔のところにある楕円の金具で、これが引っかかって刀が抜けないこと、などなど。まだまだあるので興味があったら調べてみてください。


大和ことば – 177 / 365

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